飛龍会会員の皆様に於かれましてはご健勝にて各方面でご活躍のことと拝察致します。
昨年から会長職をお預かりしております中井でございます。
飛龍会は昨春の総会から皆様のご支援賜りながら新組織として活動を開始しております。
50年を経過してOBOGは200名を超えており、綿密な連絡を取り合わないと散漫になり、飛龍会そのものが自然消滅してしまいます。
そこで現役任せは負担が大きいので飛龍会自らが運営していくこととして、顧問4名、理事9名、各地区別飛龍会役員を明確に組織化して、会則も一部修正しスタートしております。(全てホームページに掲載)
1年半経過した現在もOB、OGそして現役部員の中にも飛龍会への戸惑いやご理解が浸透していない現状を鑑みて、此度ホームページ立ち上げの機会を得まして改めて御挨拶申し上げます。
OBOGの会ですから趣旨は二つです。①現役支援②会員相互の親睦・交流です。
活動資金は皆様からお預かり致します年会費でございます。
昭和39年に三扇寮(学生寮)の先輩方が合気道愛好会として発足して、現在に至っておりますが実は私も三扇寮の出身であります。その寮歌に次のような一節がございます。
白蓮の衣(ころも)身にまとい♪
優しく見守る観音像♪
まさに飛龍会は現役部員を≪優しく見守る観音像≫であると思っています。
そして50年の歴史の中、部員数が激減し第40期辺りで部員数1名となり合気道部消滅の危機もあったと聞いております。
その1名とは坂入さんで彼が孤軍奮闘して後輩達を勧誘し辛うじて襷がつながったようです。
その坂入さんは連絡不徹底により連絡がつかない状態にあり飛龍会は彼を探しています。
このような苦労された話は飛龍会及び現役部員にも広く伝わっておりません。
私は何事も『温故知新』「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」だと考えています。
合気道部・愛好会の創設の精神、良い伝統、慣習は継承しながらも大切な出来事のメモリーと新しい価値あるものを加えていくのが理想であります。
OBOGは交流を通じて、語り部として昭和世代から平成世代へと、また平成世代から次の世代へと風化しないように語り継がねばなりません。しかし言葉だけで語り継ぐのは限界がありますので記録に残していく作業も必要になります。
4年刻みでのお付き合いしか出来ないのが大学生活ですが、合気道部と云う同じ道場で汗を流してきた仲間、どのような先輩がいらっしゃったのか?
その後どのような後輩達が頑張っているのか?
現役時代はどのような学生だったのか?
卒業してからの人生は(仕事は)?
どのように人生を楽しんでいるのか?
ご苦労されているのか?
後輩達にも大いに参考になることでしょう。
そのような語り部のプラットホームとしてホームページの『リレー随筆』を活用頂き、また積極的に寄稿して頂くことをお願いする次第であります。
そのことが自然に我が合気道部の歴史を紡いでいくことになると確信しております。
ホームページには『リレー随筆』だけでなくホーム(トピックス)、活動状況にはイベントスケジュール・ライブラリー(総会・理事会議事録、会計報告他)、組織概要(名称の由来・沿革・役員・会則・組織図)、会員のひろば(掲示板・フォトギャラリー・デジタルアーカイブ)、会費について、連絡先、リンク等情報が満載であります。
理事スタッフだけでなく、会員の皆様にもご意見と情報提供を賜りホームページの充実に、情報発信にご協力をお願いしまして御挨拶と致します。
(2018年10月記)
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